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髭剃り後の化粧水がしみるのはなぜ?しみない日との違いと選び方

公開日:
髭剃り化粧水アフターシェーブメンズスキンケア

結論: しみるかどうかは製品の良し悪しではなく「肌の状態と成分」で決まる

「髭剃り後 化粧水 しみる」で検索すると特定の製品名が槍玉に挙がる情報も見られますが、実際には「同じ化粧水でも、しみる日としみない日がある」というのが実情に近い整理です。しみやすさは主に次の3つの組み合わせで決まります。

  • 剃った直後は肌の角層(バリア機能)が一時的に弱っているため、成分の刺激を感じやすい状態になっている
  • 化粧水に含まれるエタノール(アルコール)・メントールなどの成分は、健康な肌でも清涼感や引き締め感を与える一方、バリアが弱った肌では刺激として感じられやすい
  • 全成分表示は配合量の多い順に並ぶため、エタノールやメントールが表示の前の方にあるほど配合量が多い可能性が高い

以下、しみる理由、しみる日・しみない日の判定チェックリスト、成分表示の見方の順に整理します。

髭剃り直後に化粧水がしみやすい理由

シェーバーメーカーのフィリップス公式サイトでは、肌の角質層について「角質層は肌の表面にあり、水分を保ち、細菌が体内に入るのを防ぐ役割がある」としたうえで、シェービングによって「角質層まで剥がれてしまう。そうすると、肌を保護する機能が働かず、肌の乾燥が進んだり、細菌の侵入を許してしまい」肌荒れにつながると説明しています(出典: Philips公式「髭剃りによる肌荒れの原因と改善方法」)。つまり髭剃り直後の肌は、刃が毛と一緒に角層の一部を削り取り、一時的に外部刺激を受けやすい状態になっていると考えられます。

一方、日本化粧品工業会の解説ページによれば、化粧品に配合されるエタノール(アルコール)には「清浄」「殺菌」「収れん(肌をひきしめる)」「清涼(蒸発するときに熱を奪うので爽快感をもたらす)」「可溶化」という5つの役割があります(出典: 日本化粧品工業会「化粧品に使われるアルコール」)。この「収れん」「清涼」の作用自体は通常の肌でも感じられるものですが、剃った直後でバリア機能が弱っている肌では、同じ成分・同じ濃度でも刺激として強く感じられやすくなります。「しみるかどうか」は成分の善し悪しではなく、肌の状態と成分の組み合わせで変わるということです。

チェックリスト: しみる日/しみない日の違い

「◎」はしみやすい条件、「○」はしみにくい条件です。実際の感じ方には個人差があります。

条件しみやすさ考え方
タイミング剃った直後すぐに化粧水をつけるバリア機能が最も弱っているタイミングで成分が触れる
タイミング剃った後、数分おいてから化粧水をつける肌が少し落ち着き、刺激を感じにくくなる
刃の状態使い古した刃・切れ味が落ちたカミソリを使う刃が肌を余分に擦り、角層への負担が増えやすい
刃の状態新しい刃・切れ味の良いカミソリを使う少ない摩擦で剃れ、角層への負担が相対的に少ない
剃る方向毛の流れに逆らって(逆剃り)何度も同じ箇所を剃る肌への摩擦回数が増え、バリアがより弱りやすい
剃る方向毛の流れに沿って剃り、同じ箇所を剃る回数を抑える摩擦が少なく、角層へのダメージを抑えやすい
成分化粧水の全成分表示でエタノールが上位に記載されている配合量が多い可能性が高く、刺激を感じやすい
成分「アルコールフリー」を公式で案内している製品を使うエタノールによる収れん・清涼の刺激自体が生じにくい

「◎」が重なる日ほどしみやすく、「○」が重なる日ほどしみにくいという傾向になります。同じ化粧水でも、剃り方やタイミング次第でしみ方が変わって見える理由はここにあります。

全成分表示の見方: エタノール・メントールの表記位置で選ぶ

化粧品の全成分表示は、厚生労働省の通知に基づき「使用割合の多いものから順に記載」し、「使用割合が1%以下の場合は順不同」で記載してよいというルールになっています(出典: 厚生労働省「化粧品の全成分表示の表示方法等について」平成13年3月6日医薬監麻発第220号)。つまり、パッケージや公式サイトの全成分表示を見て、水の次あたりにエタノールが記載されていれば配合量が多い可能性が高く、逆に成分リストの後半に記載されていれば配合量は少ないと判断できます。メントールについても同様に、表示順の位置が配合量の目安になります。

髭剃り後の使用を想定する場合は、この表示順を確認したうえで、エタノールが上位に来ていない製品や、公式に「アルコールフリー」と案内されている製品を選ぶと、しみるリスクを減らしやすくなります。

ZIGEN・NULLが案内する低刺激処方の使い方

ZIGENのスキンケアプレミアムローションは、公式サイトで「髭剃りによる肌荒れを防ぐアフターシェーブローション」として使用できると案内されており、「アルコール・パラベンフリー」の低刺激処方のため「剃毛後の弱った肌にも」使いやすいとされています(出典: ZIGEN公式ショップ スキンケアプレミアムローション)。入浴・洗顔後、水分を拭き取った状態で顔から首にかけてなじませる使い方が案内されています。詳細はZIGENのレビューにまとめています。

NULLの薬用フェイスローションは、公式の商品情報で「アルコール、パラベン、鉱物油、紫外線吸収剤、合成着色料、香料」の6つのフリーを謳う処方として案内されています(出典: アットコスメ掲載 NULL公式商品情報)。エタノールを使わない設計のため、剃った直後の肌でも清涼感による刺激を感じにくい構成です。詳細はNULLのレビューをご覧ください。

いずれもアルコールフリーを前面に出した製品ですが、他の保湿成分や香料が肌に合うかどうかは個人差があります。初めて使う製品は、剃っていない部位で少量を試してから顔全体に使うと安心です。3ブランドを横並びで比較したい場合はバルクオム・ZIGEN・NULLの徹底比較も参考にしてください。

化粧品として案内できる効能は「皮膚にうるおいを与える」「皮膚を保護する」といった範囲に限られ、しみる・ヒリヒリするといった症状を治すものではありません。同じ製品でヒリヒリ感や赤みが繰り返し出る場合は、使用を中止し、自己判断で他の製品に切り替え続けるのではなく、皮膚科を受診することをおすすめします。

よくある質問

Q. しみるのを我慢して使い続けても大丈夫ですか

しみる・ヒリヒリするといった感覚は、肌のバリア機能が一時的に弱っているサインの一つと考えられます。無理に使い続けず、まずは化粧水をつけるタイミングを剃った直後から数分後にずらす、アルコールフリーの製品に変えるといった対処を試すことをおすすめします。赤みやかゆみが続く場合は皮膚科を受診してください。

Q. アルコールフリーの化粧水ならどれを使ってもしみませんか

アルコール(エタノール)による刺激は避けやすくなりますが、メントールなど他の清涼成分や、香料・特定の保湿成分が肌に合わない場合もあります。「アルコールフリー=絶対にしみない」とは言い切れないため、全成分表示を確認し、初めて使う製品は少量から試すことをおすすめします。

Q. 髭剃り後は化粧水より先に何かした方がいいですか

剃った後は洗い流して肌に残ったカミソリくずや石けん分を落とし、清潔なタオルで押さえるように水分を取ってから化粧水をなじませる順番が一般的に案内されています。ゴシゴシ拭く、熱いお湯で洗い流すといった刺激の強い行為は避けるとよいでしょう。

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