SaaS Review Lab

AI業務支援

生成AIの個別契約とまとめ契約の月額比較|Doraverse・Languiseで翻訳業務はどうなるか

公開日:
生成AIサブスクDoraverseLanguisePDF翻訳

結論: まとめ契約が得かどうかは、「いま払っている合計額」を書き出して並べるまで分からない。論文・特許のPDF翻訳は、汎用のAIとは別の基準で選ぶ

ChatGPT、Gemini、Claude。文章作成、調べもの、翻訳、画像生成と、用途ごとに複数の生成AIを契約している人は増えています。そこで出てくる疑問が、「複数のAIを1つの契約にまとめられるサービスに変えたほうが、安くて管理も楽ではないか」というものです。

この記事の結論は2つです。

  1. まとめ契約が得かどうかは、今払っている合計額と並べて初めて分かる。 各社の料金や機能は頻繁に変わるため、この記事では他社AIの金額を断定しません。代わりに、自分で書き出すための表と計算式を示し、Doraverseの公式料金(米ドル)を為替別に円換算した早見表を載せます。
  2. 論文・特許・技術資料のPDF翻訳は、汎用のAIでレイアウトが崩れやすい分野です。専用の翻訳サービス(Languise)が公式に案内している機能と、利用回数の消費条件を整理します。

この記事の要点(共有用メモ)

  • Doraverse(公式、米ドル):Starter 月払い$10/年払い月$8、Pro $25/$20、Business 1席 $30/$25(3席〜)。14日間トライアル(カード不要)
  • 為替150円/ドルなら、Starter年払いは月1,200円、Pro年払いは月3,000円の目安
  • まとめて安くなるかは、現在の契約の合計額との比較で決まる(セット割の有無は各社の公式で確認)
  • Languiseは論文・特許PDFをレイアウト維持で翻訳。ファイル処理は全プランで利用回数を消費する

まず、いま払っているAIの合計額を書き出す

最初にやることは、サービス選びではなく棚卸しです。次の表を埋めてください。

サービス名月払い/年払い月あたりの金額使う頻度主な用途
(例)文章作成用のAI円毎日/週数回/月数回文章・調べもの
(例)画像生成用のAI円画像
(例)会議の文字起こし円議事録
合計円

ここで注意したいのは、年払いの契約です。年払いは月あたりの金額が小さく見えますが、支払い時期が年に1回なので、見落としやすくなります。月あたりに直して合計し、更新日もメモしておくと、不要な契約を更新してしまうのを防げます。

あわせて、どの契約を、実際にどれだけ使っているかも記録します。毎日使うものと、月に数回しか開かないものを区別します。月に数回しか使わない契約は、まとめ契約に移さなくても、無料プランや解約で足りることがあります。

Doraverseの公式料金(米ドル)を円に直す

Doraverseは、複数のAIモデルを1つのワークスペースで使えるサービスです。公式の料金ページ(記事作成時点)の料金は米ドル建てで、14日間のトライアルがあり、クレジットカードは不要と案内されています。

プラン月払い年払い(月あたり)年額(年払い)月間クレジット
Starter(1席)$10$8$963,000
Pro(1席)$25$20$2407,500
Business(1席・3席〜)$30$25$3009,000/席

支払い額は為替で変わるため、1ドルあたりの円換算を3つ置いて、月あたりの金額を並べます。為替は支払い時のレートで変わる仮定の値で、実際の請求額は決済時の表示で確認してください。

プラン140円/ドル150円/ドル160円/ドル
Starter 年払い(月あたり)1,120円1,200円1,280円
Starter 月払い1,400円1,500円1,600円
Pro 年払い(月あたり)2,800円3,000円3,200円
Pro 月払い3,500円3,750円4,000円
Business 年払い(1席あたり月)3,500円3,750円4,000円

Businessは3席からなので、年払いで3席なら、月あたり$75(150円換算で11,250円)が最低の目安です。年額で見ると、Starterの年払い$96は150円換算で14,400円、Proの年払い$240は36,000円です。

「まとめて得か」を判断する式

比較のときは、次の式で考えます。

得になる条件 = 現在の契約の月額合計 > まとめ契約の月額(円換算)+ 手放せない別契約の月額

「手放せない別契約」とは、そのAIの独自機能が必要で、まとめ契約では代替できない契約のことです。たとえば、特定のAIの専用機能(音声、連携アプリなど)を業務で使っているなら、それは残す前提で計算します。

次の3つの観点でも確認してください。

  • クレジットで足りるか: Doraverseは利用量をクレジットで管理しています。Starterは月3,000クレジットで、公式ページには最大2,400メッセージ・画像90枚・会議35時間という目安が示されています。使い方によって消費量は変わるため、14日間のトライアルで実際の減り方を確かめます
  • 最新機能の反映時期: 各社が出す新機能が、まとめ契約でも同時に使えるとは限りません。公式の機能一覧と、各社の案内で比べます
  • データの扱い: Doraverseの公式サイトには「データがAIモデルの学習に使われることはない」と記載されています。ただし、機密情報を入力してよいかは、自社のルールで別に決める必要があります

まとめ契約が向く人・向かない人

向く人向かない人
3つ以上のAIを契約していて、月額の合計が気になる使うAIが1つに決まっている
用途によって使うAIを切り替えたい各社の最新機能をすぐ使いたい
契約と支払いを1つにまとめたい円建ての固定額で管理したい
3人以上で共有のクレジットを使いたい(Business)機密情報の入力ルールが決まっていない

向かない人が必ずしも損をするわけではありません。「使うAIが1つなら、そのAIを直接契約するのが最もシンプル」ということです。詳しい条件はDoraverseのレビューにまとめています。

クレジット制の見方と、トライアルでの確かめ方

Doraverseは、利用量をクレジットで管理しています。公式の料金ページには、Starterで月3,000クレジット、最大2,400メッセージ・画像90枚・会議35時間という目安が書かれています。同じクレジットでも、使うモデルや生成する内容によって減り方は違うと考えられるため、「メッセージ2,400回は必ず使える」という意味ではありません。

トライアルで確かめるときは、次の手順が有効です。

  1. トライアル開始時のクレジット残量をメモする
  2. 普段の1週間の使い方(文章、調べもの、画像生成など)を再現する
  3. 週の終わりに、減ったクレジットを確認する
  4. その数字を4倍して、1か月分の消費の目安にする
  5. 月間クレジットに収まるかで、Starter、Proのどちらが合うかを決める

トライアルは14日間なので、2週間分の消費を2倍すれば、1か月分の目安になります。ここで足りなさそうなら、Proを検討します。足りるなら、Starterの年払いが最も月額を抑えられる選択になります。

チームで使う場合の考え方(Business)

Businessは、1席あたり月払い$30、年払い月$25で、3席からです。公式ページには、席ごとに月9,000クレジットがあり、共有のクレジットプールや、メンバー・プラン・請求を一元管理するワークスペース管理があると記載されています。

3人以上で使い、誰がどれだけ使ったかを管理者が見たい場合に、個別契約より運用しやすくなる可能性があります。一方、3席未満の小さなチームでは最低席数を満たさないため、StarterやProを個別に契約することになります。人数が増えたときに、プランを見直す流れを決めておいてください。

論文・特許・技術文書のPDFを翻訳する場合

文章を書くAIと、PDFを丸ごと翻訳するサービスは、得意なことが違います。論文や特許は、数式、図面、表、請求項の番号が入り組んでいるため、一般的な翻訳ではレイアウトが崩れやすい分野です。

Languise(BuilBridge運営)は、公式サイトで次の点を案内しています。

  • PDF・Word・PowerPoint・Excelを、レイアウトを維持したまま翻訳できる
  • 翻訳の結果に加えて、要約と解説を同じ画面で行える
  • 原文と訳文を横並びで確認でき、特許の請求項や技術表現の対応を見られる
  • 処理にかけたデータは削除され、AIの学習などに二次利用されない

プランはFree、Basic、Pro、Pro Maxの4段階で、年払いは15%以上オフです。機能ごとの利用回数の消費条件は、公式の価格表で次のように示されています。

機能FreeBasicProPro Max
テキストの翻訳毎日10回まで(50文字以下は無制限)消費しない消費しない消費しない
テキストの校正・要約消費消費消費しない消費しない
ファイルの翻訳・要約・校正消費消費消費消費
プレビュー上での質問利用不可消費しない消費しない消費しない

ここから分かる大事な点は、ファイルの処理は全プランで回数を消費することです。月に何本のPDFを処理するかによって、必要なプランが変わります。円建ての金額は、確認した公式ページでは取得できていないため、本記事には記載していません。料金は公式の価格表で確認してください。詳しくはLanguiseのレビューを参照してください。

AI翻訳を業務で使うときの注意

AI翻訳は便利ですが、そのまま提出・公開できる品質とは限りません。次の点を決めてから使ってください。

  1. 機密性の確認: 社外に出してよい文書か。公式にデータの削除と二次利用なしの記載があっても、自社の規程に合うかは別に確認する
  2. 誤訳の確認: 数値、単位、固有名詞、否定の表現は、原文と照合する
  3. 判断に使う箇所の専門家確認: 特許の権利範囲、契約の条件、法律・医療に関わる内容は、専門家に確認する
  4. 記録の保存: 翻訳前の原文と、翻訳結果を、案件ごとに保存する

翻訳は、内容を素早くつかむための道具として使い、最終的な判断は人が行う、と割り切ると、失敗が少なくなります。

導入の進め方(ステップ)

  1. 現在のAI関連の契約と月額の合計を書き出す(上の表)
  2. 実際に使っているAIと、使っていないAIを区別する
  3. Doraverseの14日間トライアルで、クレジットの減り方と必要なモデルを確認する
  4. PDF翻訳が必要なら、Languiseの無料プランで自分の文書を1〜2件試す
  5. 為替を3パターンで計算し、現在の合計額と比べる
  6. 契約するなら、月払いで始めて、使い方が固まってから年払いを検討する

AI以外の固定費(固定電話、ホームページ、サーバー、PCなど)もまとめて見たい場合は、バックオフィスSaaSの月額コスト試算ツールが使えます。AIの契約も、他の固定費と同じ表に載せて、全体で見直してください。

よくある質問

Doraverseに無料トライアルはありますか?

公式の料金ページに、14日間のトライアル(クレジットカード不要)と記載されています。トライアル中に使える範囲は、申込み時の案内で確認してください。

料金は円でいくらですか?

公式の料金は米ドル表記です。円の金額は、決済時のレートで決まります。本記事の円換算は、140・150・160円/ドルを仮に置いた計算です。

複数のAIを使い分けるメリットは?

用途によって得意なモデルが違うため、文章作成と画像生成で使い分けるなどの運用ができます。ただし、モデルの数が多いほど、どれを使うか迷う手間も増えます。

LanguiseのFreeでPDFは訳せますか?

公式の価格表では、ファイルの翻訳・要約・校正は、Freeを含めて利用回数を消費すると示されています。Freeで使える回数は、公式で確認してください。

年払いと月払いはどちらがよいですか?

年払いは月あたりの金額が低くなりますが、1年分をまとめて支払います。使い方が固まっていないうちは月払いで始め、トライアルや数か月の利用で必要なクレジットが分かってから、年払いに切り替えるほうが安全です。年払いの途中解約の扱いは、利用規約で確認してください。

法人でも使えますか?

Doraverseには、チーム向けのBusinessプランがあります。業務で使う場合は、入力してよい情報の範囲や、利用が認められているサービスかどうかを、社内のルールで先に確認してください。

まとめ

生成AIのまとめ契約は、現在の合計額を書き出して並べることで、得か損かが決まります。Doraverseは、米ドル建てで、Starter年払い月$8からです。為替を3パターンで試算し、14日間のトライアルでクレジットの減り方を確認してください。論文・特許のPDF翻訳は、Languiseのようなレイアウト維持型を、無料プランで試してから決めるのが現実的です。

複数のAIを1つにまとめたい方は、Doraverseの14日間トライアル(公式サイト)【PR】で、プランごとのクレジットと機能を確認できます。論文や特許のPDFを読む機会がある方は、Languiseの無料プラン(公式サイト)【PR】で、自分の文書での表示を確かめてください。

関連記事

【利益相反開示】本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。当編集部は独立した立場で製品を検証しており、掲載順位・評価は広告主の意向によって左右されません。詳細は編集方針をご確認ください。