SaaS Review Lab

インフラ・ドメイン

お名前.comとXServerドメインの違い|更新料と移管で比較

公開日:
独自ドメインお名前.comXServerドメイン更新料ドメイン移管

結論: 独自ドメインは「取得の安さ」ではなく「2年目以降の更新料」と「移管のしやすさ」で選ぶ

独自ドメインは、取った年だけ払えば終わりではなく、持ち続ける限り毎年の更新料がかかります。そのため、「初年度が1円」「初回0円」といった表示だけで選ぶと、2年目以降に思ったより払うことがあります。お名前.comとXServerドメインを比べるときも、見るべきなのは取得時の価格より、更新料の金額がいつ分かるか、移管するといくらか、Whois代行は別料金かの3点です。

この記事は、2026年10月13日時点の公式サイトの表記をもとに整理した比較です。当サイトで両サービスを契約・利用したものではないため、使い勝手の感想は書いていません。料金やキャンペーンは変わるため、申込み前に必ず公式の最新の価格を確認してください。

この記事の要点(共有用メモ)

  • お名前.com: .com・.netは1人1個まで1円、2個目以降は750円(税込・公式トップの表記)
  • XServerドメイン: .com取得・移管・更新が1,721円、初めての人は0円取得の案内(条件あり・税込)
  • お名前.comの更新料はトップに金額がなく、保有件数で変わると案内。維持調整費の加算表記もある
  • XServerドメインはWhois代行が標準提供で、維持調整費やオプション料金はないと表記
  • 数字はすべて公式の表記。申込み画面の金額が優先

30秒で判断: 初めてのドメインで更新料を一覧で先に見たいならXServerドメイン、サーバーと同時に申し込んで取得費を抑えたいならお名前.comの同時申込み条件を確認、の順で考えます。判断が付かないときは、5年間の合計額を両方で計算してから選びます(計算方法は本文)。

状況別に選ぶ:更新料を表で先に見たい人はXServerドメインの料金(公式)を確認する【PR】、1円のキャンペーン条件を確認したい人はお名前.comのドメイン料金(公式)を確認する【PR】。

(広告を含みます。キャンペーンの条件・期間は公式サイトでご確認ください)

更新日: 2026年10月13日 / 運営: SaaS Review Lab 編集部

まず押さえる: ドメインにかかる費用は3種類ある

ドメインの費用は、時期によって次の3つに分かれます。

費用いつかかるか比べるときの注意
取得料金初めて登録するときキャンペーンで1円・0円になることがある。条件は初回や1個目に限られる場合が多い
更新料金毎年(または契約期間ごと)持ち続ける限り払い続けるため、長期では最も影響が大きい
移管料金別の会社へ管理を移すとき移管先の料金と、移管元の条件の両方を確認する

「取得が安い会社で取って、更新が高くなったら移管する」という使い方も考えられますが、移管にも料金と手間がかかるため、最初から更新料の見通しを立てておくほうが無駄がありません。

公式表記の比較(2026年10月13日確認・税込)

お名前.com

公式トップページには、次の表記があります。

  • .com・.net: 1人1個まで1円、2個目以降は750円
  • .jp: 1円。2個目以降はローマ字の.jpが1,860円、日本語の.jpが1,160円
  • 更新料: トップページには金額の記載がなく、保有件数で変わると案内されている
  • サービス維持調整費: 対象料金に、月ごとに割合が変わる一定額が加算されると表記されている
  • サーバーとの同時申込み: 対象ドメインが実質1円になり、更新料が無料になると案内されている
  • Whois情報公開代行: ドメインオプションとして案内されている(金額はトップページに記載なし)
  • 移管: 国内事業者の他社ドメインを移管する人を対象に、移管料金のキャッシュバックが案内されている(条件はトップページに記載なし)

XServerドメイン

公式の価格一覧には、次の表記があります。

ドメイン取得(初めての方)取得(通常)移管更新
.com0円1,721円1,721円1,721円
.net0円1,992円1,992円1,992円
ローマ字.jp0円1,980円3,102円3,102円
  • 表示価格はすべて税込
  • Whois代行機能は標準提供で、維持調整費やオプション料金はないと表記
  • 0円は初めて利用する人が対象。過去の契約履歴などがあると対象外
  • キャンペーン価格の適用期間は2026年9月1日から10月30日までと表記

5年間の総額で比べる考え方

ここが、この記事で一番お伝えしたい部分です。取得時の価格が1円や0円でも、5年持つなら4回の更新が必要です。計算式は次のとおりです。

5年間の総額 = 初年度の取得料金 + 更新料金 × 4

XServerドメインの.comの場合

公式の更新料金が1,721円なので、次のようになります。

  • 初めての人で0円取得の対象になる場合: 0円 + 1,721円 × 4 = 6,884円
  • 0円の対象外で通常取得の場合: 1,721円 + 1,721円 × 4 = 8,605円

ローマ字.jpの場合(XServerドメイン)

  • 0円取得の対象: 0円 + 3,102円 × 4 = 12,408円
  • 通常取得: 1,980円 + 3,102円 × 4 = 14,388円

.jpは、取得より更新のほうが高い設定です。取得の安さだけで.jpを選ぶと、5年総額では.comより高くなることが分かります。

お名前.comの.comの場合

お名前.comは、更新料の金額がトップページにないため、ここでは「更新料をXとする」と置いて考えます。

  • 1個目を1円で取った場合: 1円 + X × 4

この式から、Xの更新料が1,721円より小さければ、5年総額はXServerドメインの6,884円より安くなることが分かります(1円+4X が 6,884円より小さい条件は、Xが約1,721円未満のとき)。実際のXは、お名前.comの更新料金ページか、申込み前の料金シミュレーションで確認してください。維持調整費が加算される場合は、その分もXに含めて計算します。

この考え方は、他のサービスにも使えます。取得時の金額ではなく、5年間の合計で並べることを、ぜひ習慣にしてください。

比較のポイント1: 更新料がいつ分かるか

XServerドメインは、価格一覧のページで取得・移管・更新が並んでおり、申込み前に更新料が分かります。一方、お名前.comは更新料の金額がトップページになく、保有件数で変わると案内されています。これは良し悪しではなく、確認の手間が違うという点です。

お名前.comを選ぶ場合は、次の順で確認すると安心です。

  1. 取りたいドメインの種類(.com/.net/.jp)を決める
  2. 公式の更新料金ページで、その種類の更新料を見る
  3. 維持調整費が加算されるかを確認する
  4. 料金シミュレーションで、年間の合計を確認する

比較のポイント2: サーバーと一緒に申し込むか

お名前.comは、サーバーと同時に申し込むと、対象ドメインが実質1円で更新料が無料になると案内しています。ただし、公式の更新料金ページには、属性型の.com・.net・.orgは「サーバーとの同時申込みの更新割引の対象外」との趣旨の注記があります。対象となるドメインの種類と条件を、必ず確認してください。

エックスサーバー(サーバー)を使う場合は、サーバー側にも独自ドメインの特典があります。エックスサーバーの料金はエックスサーバーの料金とプラン比較に整理しており、スタンダードは12か月以上の契約が独自ドメイン永久無料特典の対象と表記されています。サーバーの特典を使えるなら、ドメインを別に買う必要がない場合があるため、サーバーを決めてからドメインを選ぶ順番も有力です。サーバーの選び方はmixhostとエックスサーバーを比較にまとめました。

比較のポイント3: Whois代行と移管

ドメインを取ると、登録者の情報(氏名・住所など)が公開される仕組みがあり、これを代行業者の情報に置き換えるのがWhois情報公開代行です。個人事業主が自宅住所を出したくない場合に関わります。

  • XServerドメイン: 標準提供で、維持調整費やオプション料金はないと表記。ただし代行を利用できないドメインの種類(.aiなど)があると案内されている
  • お名前.com: ドメインオプションとして案内されている。金額はトップページにないため、申込み画面で確認する

移管については、XServerドメインは.comが1,721円、ローマ字.jpが3,102円です。お名前.comは、国内事業者の他社ドメインを移管する人向けのキャッシュバックが案内されていますが、対象条件はトップページにないため、キャンペーンの案内ページで確認してください。

どちらを選ぶか: 状況別の判断表

あなたの状況先に確認するもの向きやすい選択
初めて独自ドメインを取る初めてのとき0円の対象か、更新料はいくらかXServerドメイン(更新料が一覧で見える)
サーバーを同時に契約する同時申込みの対象ドメインと更新料の扱いお名前.com(同時申込み条件を確認)
.jpが欲しい更新・移管が3,102円と高い点更新料を含めて5年で試算
自宅住所を公開したくないWhois代行の費用XServerドメイン(標準提供と表記)。お名前.comはオプション料金を確認
すでに他社でドメインを持っている移管料金とキャッシュバックの条件両社の移管条件を比較

どちらでも、最終的な金額は申込み画面の表示が優先です。

事業の立ち上げ全体の中での位置づけ

ドメインは、会計ソフトや固定電話、ホームページと並んで、開業時に決めることの一つです。何から契約するかの順番は開業時に契約するものの順番にまとめました。月々の固定費を一覧で試算したい人は、月額コスト試算ツールで、置き換え前後の差を確認できます(入力は送信も保存もされません)。

ホームページ自体を低コストで持つ方法は飲食店のホームページ作成を月額で比較を、ネットショップを作る場合はネットショップの販売手数料と無料プランの比較を参照してください。

あなたの状況に合わせて:更新料を表で確認してから決めたい人はXServerドメインの価格一覧(公式)を見る【PR】、サーバーと同時に申し込む予定の人はお名前.comの同時申込みの条件(公式)を見る【PR】。

ドメインを取る前の確認リスト

  1. 使いたい名前(会社名・屋号・サービス名)が他者の商標や屋号と紛らわしくないか
  2. .com/.net/.jpのどれにするか(更新料は種類で違う)
  3. 5年間の合計額を、更新料で計算したか
  4. 維持調整費や、Whois代行の費用が加算されないか
  5. サーバー側に独自ドメインの特典がないか
  6. 将来、別の会社へ移管する可能性と、その料金
  7. 自動更新の設定と、支払い方法(クレジットカードの期限切れで失効しないか)
  8. 管理画面のログイン情報を、複数人で管理する場合の保管方法

7は、特に見落とされがちです。ドメインは、更新を忘れると失効し、サイトやメールが使えなくなります。更新日をカレンダーに入れる、自動更新を有効にするといった基本の対策をおすすめします。

よくある質問

Q. お名前.comの1円は、ずっと1円ですか?

いいえ。公式トップページで1円とされているのは取得時の価格で、1人1個までの条件があります。2個目以降は750円(.com・.net)です。2年目以降の更新料は別で、保有件数により変動すると案内されています。

Q. XServerドメインの0円は誰でも使えますか?

公式の案内では、XServerドメインを初めて利用する人が対象で、過去の契約履歴や、移管申請中のドメインがあると対象外です。対象外でも通常料金で取得できます。

Q. Whois代行は必要ですか?

登録者情報を公開したくない場合は検討します。XServerドメインは標準提供と表記され、お名前.comはオプションとして案内されています。どちらも、対象外のドメインの種類がないか確認してください。

Q. 後から別の会社に移管できますか?

多くのドメインで移管は可能ですが、移管料金や条件があります。XServerドメインの移管は、.comが1,721円、ローマ字.jpが3,102円です。お名前.comは、他社からの移管にキャッシュバックの案内があります。移管元の条件もあるため、事前に確認してください。

Q. 結局、どちらが安いですか?

更新料を含めた5年間の総額で決まります。XServerドメインの.comは、5年で6,884円(0円取得の対象の場合)です。お名前.comは、更新料の金額を自分のドメインで確認して、同じ式で計算してください。

まとめ

  • ドメインは、取得時の価格より2年目以降の更新料で比べる
  • 比べる式は「初年度の取得料金 + 更新料金 × 4」(5年間)
  • XServerドメインは更新料が価格一覧で見え、Whois代行は標準提供と表記
  • お名前.comは1円の条件(1人1個まで)と、更新料・維持調整費の確認が欠かせない
  • サーバーを決めてからドメインを選ぶ順番も有力

最終的な料金・条件は、申込み時の公式画面で確認してください。

XServerドメインの料金を公式サイトで確認する【PR】 お名前.comの料金を公式サイトで確認する【PR】

(広告を含みます)

関連記事

【利益相反開示】本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。当編集部は独立した立場で製品を検証しており、掲載順位・評価は広告主の意向によって左右されません。詳細は編集方針をご確認ください。