クラウドPBX・電話SaaS
ナイセンクラウドの料金・機能を徹底解説|1内線2,000円のクラウドPBX
ナイセンクラウドの価格
¥2,000〜
この記事の情報源について
結論ファースト
ナイセンクラウドは、アイティオール株式会社が提供する**クラウドPBX(インターネット経由の電話交換機)**です。会社の固定電話番号(03・06などの全国の市外局番、0120・0800のフリーダイヤル)を取得し、スマホ・PC・IP電話機で受発信できるようにするサービスで、初期費用10,000円・月額2,000円(1内線のライトプラン)から利用できます。契約は1か月単位で解約違約金なし、外線通話は3分8円〜と案内されています(いずれも記事作成時点の公式サイト表示)。
向いているのは、「固定電話番号は必要だが、電話機を置くオフィスがない」「1〜5人の会社で、外出中もスマホで会社の番号を受けたい」「電話対応の人員が少なく、IVRや留守電で振り分けたい」という事業者です。逆に、1日に何時間も外線通話をする業種では通話料の見積もりが先になります。本記事は公開情報を整理したもので、当サイトで実際に契約・運用したものではありません。
こんな人におすすめ / おすすめできない人
おすすめできる人
- 個人事業主・1人法人で、名刺やホームページに載せる固定番号が欲しい人
- バーチャルオフィスで登記していて、その地域の市外局番(03など)を使いたい人
- 営業・現場に出ることが多く、会社の番号への着信をスマホで受けたい人
- 電話対応を「営業は1番、サポートは2番」のように自動で振り分けたい人(IVR)
- 内線数を月単位で増減したい、繁忙期だけ増やしたい人
おすすめできない人
- 外線の発信時間が長い(テレアポ・コールセンター的な用途)。通話料の見積もりが必須
- オフィスのインターネット回線が不安定で、改善の予定がない人
- 初期費用を一切かけたくない人(一律10,000円が必要)
- 既存の固定番号を必ず引き継ぎたいが、回線種別の確認をしていない人
- 電話機を多数設置し、複雑な着信ルールを組む大規模なコールセンター(上位のPBX製品が対象)
価格の目安と確認すべきポイント
記事作成時点で公式サイトに表示されていた料金です。変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトで確認してください。
| 項目 | 金額(税込表示は公式で要確認) | 備考 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 10,000円(一律) | プランによらず同額と案内 |
| ライト(1内線) | 月額2,000円 | 1人で使う場合 |
| ペア(2内線) | 月額5,000円 | 2人・2台 |
| プロ(5内線〜) | 月額10,000円 | 5人以上 |
| 内線通話 | 無料 | 社内同士 |
| 外線通話 | 3分8円〜 | 発信先の種別で異なる |
| 契約期間 | 1か月単位 | 解約違約金なしと案内 |
確認しておきたいポイントです。
- 電話番号の取得費用: 新規番号の発番手数料や、フリーダイヤルの月額が別途かかるかを確認する
- 外線通話料の内訳: 固定電話宛・携帯電話宛・フリーダイヤル着信の料金は異なる。月の発信分数から見積もる
- 端末: スマホアプリだけで済むか、IP電話機を買う必要があるか。電話機は1台1〜2万円程度が相場
- 番号ポータビリティ: 既存番号を引き継ぐ場合の可否と手数料
- オプション: 通話録音の保存期間、IVRの分岐数、電話会議の参加人数に上限があるか
主要機能レビュー
番号取得と着信の振り分け
全国の市外局番(03・06・052・092など)とフリーダイヤル(0120・0800)に対応と案内されています。1つの番号への着信を、登録した複数の端末(スマホ・PC・IP電話機)に一斉に鳴らす、順番に鳴らす、時間帯で切り替える、といった設定ができるのがクラウドPBXの基本機能で、ナイセンクラウドもこれらに対応しています。
スマホ・PCの内線化
専用アプリを入れたスマホが「内線」になります。会社の番号にかかってきた電話をスマホで受け、スマホから会社の番号で発信できます。社員同士の内線通話は無料と案内されており、離れた場所にいるメンバー間の連絡にも使えます。
IVR(自動音声応答)・留守番電話・録音
「営業は1を、サポートは2を」という自動音声で着信を振り分けるIVR、営業時間外の留守番電話、通話の自動録音、待ち呼(キューイング)、電話会議、といった機能が公式サイトで案内されています。少人数の会社では、IVRで「よくある問い合わせは自動音声で案内し、必要なものだけ人につなぐ」だけで電話対応の負担が大きく減ります。
API提供
APIが提供されていると案内されており、着信をCRMやチャットツールに通知するといった連携が技術的には可能です。ただし、API連携を自社で実装するには開発リソースが必要で、非エンジニアの担当者が使う機能ではありません。
運用の流れ
- 公式サイトから申し込み、プラン(内線数)と番号(新規か引き継ぎか)を決める
- 開通後、スマホにアプリを入れて内線登録する
- 着信ルール(誰に・どの順で・何秒で次へ)と営業時間外の設定をする
- IVRを使う場合は音声ガイダンスと分岐先を設定する
- 名刺・ホームページ・Googleビジネスプロフィールの電話番号を更新する
デメリット・注意点(率直に)
通話品質はネット回線次第
クラウドPBXはインターネット回線の品質に依存します。オフィスのWi-Fiが混雑している、モバイル回線が弱い場所で受ける、といった状況では音声が途切れます。有線LANまたは安定したWi-Fi環境を前提に導入してください。
外線通話料が積み上がる業種がある
月額2,000円は基本料で、外線発信には3分8円〜の通話料がかかります。1日2時間発信する営業担当なら、月20営業日で約2,400分→3分8円換算で6,400円前後が基本料に上乗せされます。通話が多い業種は、かけ放題型の他社サービスと総額で比較してください。
初期費用10,000円
月額880円台〜のクラウド電話サービスの中には初期費用がないものもあります。「まず試したい」段階では初期費用がハードルになります。1か月単位で解約できる点は、その分の安心材料です。
番号ポータビリティの制約
現在NTTのアナログ回線で使っている番号は引き継げることが多い一方、他社IP電話の番号や、一部の050番号は引き継げない場合があります。番号の引き継ぎが必須なら、契約前の確認を省かないでください。
少人数の会社での実際の使い方の例
- 1人の士業・コンサル: ライトプランで03番号を取り、名刺とホームページに記載。外出中はスマホで受け、営業時間外は留守番電話に。月の発信が少ないため通話料は数百円
- 2〜3人の制作会社: ペアまたはプロプランで、代表と事務担当のスマホを内線に。着信は事務担当に先に鳴らし、20秒出なければ代表へ。通話録音で「言った言わない」を防ぐ
- 店舗+オフィスの小売: 店舗のIP電話機とオフィスのPCを内線にし、店舗が接客中ならオフィスで受ける。IVRで「予約は1、営業時間の案内は2」と振り分け
いずれも、電話機を置くオフィスや回線工事なしで、番号と振り分けの仕組みだけを持つ形です。
競合との比較
小規模事業者向けのクラウドPBX・クラウド電話の選択肢を位置づけで並べます。金額は記事作成時点の一般的な目安です。
| 選択肢 | 初期費用 | 月額の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ナイセンクラウド | 10,000円 | 2,000円〜(1内線) | 固定番号+IVR・録音まで欲しい少人数の会社 |
| 格安クラウド電話(880円台〜) | 0〜数千円 | 880円〜 | 番号だけ欲しい個人事業主 |
| 大手キャリアのクラウドPBX | 数万円〜 | 1内線1,000〜2,000円+基本料 | 数十内線以上の中規模企業 |
| 050番号のIP電話アプリ | 0円 | 数百円 | 固定番号にこだわらない人 |
| 比較軸 | ナイセンクラウド | 格安クラウド電話 | 050アプリ |
|---|---|---|---|
| 03・06番号 | 対応 | 対応(サービスによる) | 050のみ |
| IVR・録音 | 対応 | 上位プランのみが多い | 限定的 |
| 契約期間 | 1か月単位 | 年契約が多い | なし |
| 内線の増減 | 月単位 | サービスによる | — |
「番号だけあればよい」なら格安クラウド電話、「番号+振り分け+録音まで、少人数で」ならナイセンクラウド、「050で足りる」ならIPアプリ、という整理になります。
契約前に問い合わせておくとよい5点
- 希望の市外局番が、自社の所在地(バーチャルオフィス含む)で取得できるか
- 現在の番号を引き継ぐ場合の可否と手数料、切り替えにかかる日数
- 外線通話料の内訳(固定宛・携帯宛・フリーダイヤル着信)と、かけ放題オプションの有無
- 通話録音の保存期間と容量、IVRの分岐数の上限
- 解約の申請期限と、解約月の料金の扱い(日割りか月額か)
公式サイトの情報だけでは確定しない項目は、申込前にメールで確認し、回答を保存しておくと、後の「聞いていない」を防げます。
導入手順
- 現在の電話番号を引き継ぐか、新規に取るかを決める
- 引き継ぐなら回線種別を確認し、可否を問い合わせる
- 内線数(誰のスマホで受けるか)と、月の外線発信分数を見積もる
- 公式サイトでプランと料金を確認し、初期費用+月額+通話料の総額を出す
- 申し込み、開通後にアプリを内線登録する
- 着信ルール・営業時間外・IVRを設定する
- 1か月運用して、通話品質と通話料の実績を見て、内線数・プランを調整する
他の電話サービスからの移行
携帯番号や050番号で営業してきた人がナイセンクラウドに移行する場合、番号が変わるため取引先への周知が必要です。名刺・ホームページ・Googleビジネスプロフィールの番号を更新し、旧番号は3〜6か月程度併記してから外すと混乱が少なくなります。ひかり電話や他社クラウドPBXからの移行で番号を引き継ぐ場合は、切り替え日に不通の時間が発生しないか、事前に確認してください。
総評
ナイセンクラウドは、少人数の会社が「固定番号をスマホで受ける」ために必要な機能を、月額2,000円からの1か月単位契約で使えるクラウドPBXです。IVR・録音・一斉着信といった機能を基本料の範囲で使える点と、解約違約金なしの契約条件が、格安クラウド電話との差になります。初期費用10,000円と、通話量が多い場合の通話料は事前に見積もりが必要です。
固定番号を1人で取る場合の選択肢と、バーチャルオフィスとの組み合わせは「クラウドPBXで03番号を1人で取る方法」で整理しています。
メリット
- ライトプランは1内線・月額2,000円からで、1人の個人事業主でも会社の固定番号(03・06など全国の市外局番)をスマホで受けられる
- 契約は1か月単位で解約違約金なしと案内されており、繁忙期だけ内線を増やす・事業を畳むときにすぐ止める、といった調整がしやすい
- IVR(自動音声応答)・通話録音・留守番電話・複数端末の一斉着信・API提供など、上位プランでなくても基本機能が揃っている
デメリット・注意点
- 初期費用が一律10,000円かかるため、月額880円台の格安クラウド電話と比べると初月の負担は大きい
- 外線通話料は3分8円〜と案内されているが、通話が多い業種では月額基本料より通話料が上回ることがある。事前に月の発信分数から見積もる必要がある
- 無料トライアルの案内が公式サイトに見当たらず、通話品質は自社のネット回線環境に依存する。契約前に回線速度と安定性を確認しておく必要がある
よくある質問
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