安全・基準

ヒップシートの安全基準の調べ方|SGマークの対象か確認する手順

最終更新 2026-10-15・運営 フォローズ・PR 本ページは楽天アフィリエイトのリンクを含みます

30秒で判断

「ヒップシートにSGマークは付いているのか」「どの基準を満たしていれば安心なのか」と調べても、はっきり書いてある情報はなかなか見つかりません。このページでは、製品安全協会の品目一覧、公的機関の資料、メーカーの商品ページで実際に確認できたことと確認できなかったことを分けて示し、安全基準を調べる手順をまとめます。

先に結論:確認できたのは「抱っこひもはSGの品目にある」まで

2026年10月15日に確認した結果は次のとおりです。

したがって、「ヒップシートの安全基準」について、このサイトが断定できることはほとんどありません。基準を満たしているか、SGの対象になるかは、このページでは判断できない、というのが現時点での正確な位置づけです。

確認結果の一覧表

確認先確認できたこと確認できなかったこと
製品安全協会 乳幼児用品の品目一覧「0027 抱っこひも」の品目があるヒップシート、スリング、キャリアにあたる品目名
同 品目0027のページ基準の概要の一文、公開用のSG基準PDFと認証の詳細PDFへのリンクページ本文での対象範囲・対象月齢の説明、ヒップシートへの言及
消費者庁 子ども安全メール(2022年4月)抱っこひもはSGマークの対象品目であること。中古品はリコールの有無などを確認する案内ヒップシートへの言及
国民生活センター(2025年3月)抱っこひもの落下事故の件数と注意点ヒップシートへの言及
ポルバン ADVANCE・MORE・PRIME 商品ページADVANCE と MORE には「ホルムアルデヒド検査:合格」の製造管理の記載(安全基準の認証とは別)SGマークや安全基準の記載
コニー 安心ヒップシート 商品ページアメリカ ASTM認証、アメリカ 幼児製品認証、韓国 KC認証の記載SGの記載

記載の有無をどう読むか

この表から、次の点が言えます。

ここから「SGがないから危険」「ASTMがあるから安全」と結論づけるのは、根拠が足りません。このサイトでは、そうした判断を避けています。

安全基準を自分で調べる手順

  1. 製品本体・外箱・取扱説明書の表示を見る:SGマークや他の認証の表示があるか、どの基準・認証なのか
  2. メーカー公式の商品ページを見る:認証の記載があれば、名称を控える
  3. 製品安全協会のSG基準の文書を見る:品目0027のページに「SG基準の文書(公開用)」へのリンクがある。ヒップシートに当てはまるかどうかが書かれているかを確かめる
  4. 製品安全協会に問い合わせる:ヒップシートが対象品目になるか、制度上の扱いを直接聞く
  5. メーカーに問い合わせる:認証の内容、どの構成(パーツの有無など)で取得したものかを聞く
  6. リコール情報を確認する:消費者庁のリコール情報サイトで製品名から検索する

なお、SG基準の詳細な技術情報は、製品安全協会のサイトによると、問い合わせ経由で取得を申請する案内になっています。誰でも全文を読める形ではない可能性があります。

基準よりも先に確認したいこと:取扱説明書の使用条件

基準の有無を調べることは大切ですが、事故の公的報告をみると、使い方に関する注意が繰り返し示されています。国民生活センターの注意喚起では、取扱説明書に従って正しく装着すること、着用中は前かがみにならず膝を曲げてしゃがむこと、着脱や抱き方の切り替えは低い姿勢で行うことが挙げられています。事故事例には、ゆるめて装着したまま子どもが抜け落ちた例、肩ひもがずれて落下した例が含まれています。

ここで紹介した公的資料は抱っこひもを対象にしたもので、ヒップシートにそのまま当てはまるかは示されていません。しかし、製品に基準の表示があるかどうか以前に、取扱説明書の使用条件(月齢・体重・装着方法)を守ることが、どの製品でも共通の出発点です。使用条件はヒップシートの「いつから」「いつまで」の記事で整理しています。

用語の整理:このページで出てくる「基準」と「認証」

用語このページでの扱い
SGマーク製品安全協会の安全基準に適合していると認証された製品に表示できるマーク(消費者庁の子ども安全メールの説明による)。抱っこひもは対象品目
SG基準製品安全協会が品目ごとに定める基準。抱っこひもは「乳幼児の身体が容易に落下しない構造や各部の強度を規定」と概要が示されている
ASTM認証・幼児製品認証・KC認証コニーの商品ページに書かれていた名称。内容と適用範囲は未確認のため、このページでは解説しない
ホルムアルデヒド検査ポルバン一部モデルの製造管理欄の記載。素材に関する検査で、落下防止などの構造基準とは別の項目
リコール回収や無償修理の情報。消費者庁のリコール情報サイトで検索できる

用語が似ていても、制度も対象も違います。「安全基準に適合」という表現を見かけたら、どの機関のどの基準なのかを必ず確認する習慣をつけると、情報を読み間違えにくくなります。

中古品・フリマで入手する場合

消費者庁の子ども安全メール(2022年4月)では、抱っこひもを中古で入手するときの確認事項として、リコール対象でないか、修理や改造の有無、不具合の有無、製造年などを確認すること、取扱説明書を一緒に入手することが挙げられています。ヒップシートでも、同様に取扱説明書の有無とリコール情報は確認しておく価値があります。

購入候補を見るときの注意

下の商品は、商品ページに海外認証の記載があるものの例です。優れているという評価ではなく、「基準の記載がどう書かれているか」を確認するための例として挙げています。

落下を防ぐ使い方の注意は国民生活センターの公表をもとにした記事に、ヒップシートと抱っこ紐の違いは両者を比べた記事にまとめています。

まとめ

ヒップシートの安全基準について、確認できた範囲では、SGマークの品目に「抱っこひも」はあってもヒップシートは見つからず、公的機関の注意喚起もヒップシートを個別に扱っていません。基準の有無で安全を判断せず、製品の表示・取扱説明書・製品安全協会やメーカーへの問い合わせで確認し、使用条件を守ってください。

よくある質問

ヒップシートはSGマークの対象ですか?

製品安全協会の乳幼児用品の品目一覧では、確認時点で「0027 抱っこひも」はありましたが、ヒップシートという品目名は見つけられませんでした。制度上の扱いについては、製品安全協会に問い合わせて確認するのが確実です。

SGマークがなければ危険ですか?

このサイトではそのような判断はしません。SGマークの有無は一つの確認項目ですが、記載がないことが直ちに基準を満たさないことを意味するかどうかも、このページでは確認できていません。取扱説明書の使用条件を守ることが基本です。

ASTMやENといった規格は何ですか?

コニーの商品ページにはASTM認証などの記載がありますが、各規格の中身や適用範囲は、このページでは確認していません。詳しくは規格を管理する機関の資料やメーカーの案内で確認してください。

出典・確認先

記載内容は最終更新日時点で各出典を確認したものです。最新の情報は各メーカー・機関の公式ページでご確認ください。

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