30秒で判断(結論3行)
- 地震保険の保険期間は、短期(1年)と長期(2〜5年)があり、長期は年数分より安くなる係数が決まっています(2年1.90、3年2.85、4年3.75、5年4.70。財務省)
- 保険料が年4,125円の例(東京・イ構造・保険金額150万円の目安)では、5年一括で約19,388円、1年更新を5回続けると20,625円で、差は約1,237円です(編集部計算・割引なし)
- 差額は小さいため、引越しの予定が近いか、賃貸契約の期間が決め手になります。長期を選ぶ前に、途中で解約したときの返戻と、火災保険との期間の関係を保険会社に確認してください
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- 保険期間: 短期1年/長期2〜5年(財務省)
- 長期係数: 2年1.90・3年2.85・4年3.75・5年4.70
- 割引率の換算: 2年・3年で約5%、4年で約6.25%、5年で約6%
- 賃貸は引越しで契約が切れる場合があるため、年数は住む予定に合わせる
地震保険の保険期間には、どんな種類がある?
地震保険の保険期間には、短期(1年)と長期(2〜5年)があります(出典: 財務省「地震保険制度の概要」、確認日 2026-10-20)。長期の保険料は、1年分の保険料に長期係数を掛けて算出します。
| 保険期間 | 長期係数 | 年数分と比べた割引の目安 |
|---|---|---|
| 2年 | 1.90 | 2年分(2.00)より約5%安い |
| 3年 | 2.85 | 3年分(3.00)より約5%安い |
| 4年 | 3.75 | 4年分(4.00)より約6.25%安い |
| 5年 | 4.70 | 5年分(5.00)より約6%安い |
割引の目安は、長期係数を年数で割った編集部の計算です。
5年の長期契約は、1年更新より、いくら安い?
1年あたりの保険料を4,125円とした場合の比較です。この4,125円は、東京などのイ構造で保険金額を150万円にした場合の目安です(基本料率は日本損害保険協会「地震保険の保険料」、確認日 2026-10-16。割引なし、編集部計算)。
| 期間 | 1年更新を続けた場合の合計 | 長期契約の保険料(4,125円×係数) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2年 | 8,250円 | 約7,838円 | 約412円 |
| 3年 | 12,375円 | 約11,756円 | 約619円 |
| 4年 | 16,500円 | 約15,469円 | 約1,031円 |
| 5年 | 20,625円 | 約19,388円 | 約1,237円 |
5年を通しても、差額は1,000円台です。更新の手間が減る利点はありますが、金額だけで見ると、大きな違いではありません。最終的な金額は、保険会社の見積りで確認してください。
賃貸の借主は、長期と1年のどちらを選ぶ?
どちらが有利かは、住む期間と、保険会社の取り扱いで決まります。次の判断表を使ってください。個別の契約を勧めるものではありません。
| 状況 | 考え方 | 確認すること |
|---|---|---|
| 2年以内に引越す予定がある | 長期にしても、全期間を使い切れない可能性がある | 途中解約時に、保険料の返戻があるか |
| 長く住み続ける予定 | 長期のほうが年あたりの保険料は下がる | 保険料の払い方(一括か、分割か) |
| 家財の総額が変わりそう | 1年ごとのほうが、保険金額を見直しやすい | 契約途中で保険金額を変えられるか |
| 火災保険が2年更新 | 地震保険の期間が火災保険と合うかを見る | 地震保険だけ長期にできるか |
地震保険は火災保険に付帯する方式の契約で、火災保険の加入が前提です(財務省)。そのため、火災保険の期間と地震保険の期間がどう組み合わせられるかは、保険会社の商品によって扱いが異なる可能性があります。契約中の保険会社または代理店に確認してください。
火災保険の期間や補償を見直す機会に、無料診断を使う場合は、相談や見積りに費用がかからないか、申込み後の連絡の頻度、契約しない場合の手続きを、公式サイトで申込み前に確認してください。診断で出る保険は候補で、条件は各社の重要事項説明書が正本です。
長期契約にする前に、確認したい3つのこと
- 途中で解約したときの返戻: 財務省と日本損害保険協会の確認したページに、解約時の返戻の記載がありませんでした。保険会社に確認が必要です
- 保険料控除の扱い: 長期の一括払いの場合の控除額は、保険会社が発行する控除証明書の記載で確認します。控除の上限は、所得税5万円・住民税2.5万円です(財務省)
- 引越し後の契約: 引越し先で契約を引き継げるかは、保険会社によって扱いが異なる可能性があります
控除の詳細は「地震保険料控除は賃貸の家財でも使える?」、契約途中から入る場合は「賃貸の地震保険は火災保険の契約途中から入れる?」にあります。
よくある質問
Q. 地震保険の長期契約は、何年まで選べますか?
短期は1年、長期は2〜5年です(財務省)。
Q. 地震保険の5年契約は、1年更新より安いですか?
安くなります。5年の長期係数は4.70で、5年分の5.00と比べて約6%安い計算です(財務省の係数をもとにした編集部計算)。
Q. 賃貸の2年更新に、地震保険の期間を合わせられますか?
長期係数には2年(1.90)があります。ただし、借主向けの火災保険で地震保険の期間をどう選べるかは、保険会社によって異なる可能性があります。契約中の保険会社に確認してください。
Q. 長期で入って途中で引越したら、保険料は戻りますか?
確認したページに記載がなく、断定できません。保険会社または代理店に、中途解約時の返戻の扱いを確認してください。
まとめ
地震保険の保険期間は1年と2〜5年から選べ、長期は約5〜6%安くなる係数です。保険料が年4,125円の例では、5年で差額が約1,237円に収まります。賃貸の借主は、引越しの予定と、解約時の返戻、火災保険との期間の関係を見て決めてください。
この記事は公的機関の公表情報をもとにした編集部の整理で、保険の加入を勧めるものでも、個別の契約について助言するものでもありません。保険料は改定されることがあります。