修理・保証
象印 炊飯器 修理料金の目安|圧力IH・IH・マイコン別の金額表の読み方
30秒で判断
- 象印の公式表は、圧力IH・IH(非圧力)・マイコンの3区分で症状別に金額の幅を出している
- 圧力IHで電源が入らない場合は12,000〜39,000円と幅が広く、見積りまで確定しない
- 表は「修理品の引取り料金含む」。販売店の延長保証に入っている場合は先に販売店へ相談する
象印の炊飯ジャーが故障したとき、修理にいくらかかるのかを調べる人は多いはずです。象印は公式サイトに「炊飯ジャー 修理料金目安表」を公開しています。この記事では、表の中身を3つの機種区分に分けて整理し、読むときの注意点をまとめます。数字はすべて象印の公式ページで確認したものです。
象印の修理料金表の基本情報
象印の表には、いくつか共通するルールがあります。
- 金額はすべて税込の「目安」
- 表の見出しに「修理品の引取り料金含む」と注記がある
- 表の下に、販売店の延長(長期)保証に加入している場合は、お買い上げの販売店に相談するよう案内がある
- 表の区分は「圧力IH炊飯ジャー」「IH炊飯ジャー(非圧力)」「マイコン炊飯ジャー」の3つ
表には、保証期間内か外かの区別や、内釜の交換料金は載っていません。この記事でも、載っていないことは「載っていない」とだけ書き、推測で補いません。
圧力IH炊飯ジャーの料金
圧力IHは、症状ごとに次の金額が公表されています。エラー表示は多数あり、一部を抜粋します(全体は公式ページで確認できます)。
| 症状 | 修理料金の目安(税込) |
|---|---|
| 電源が入らない | 12,000〜39,000円 |
| ご飯がにおう | 4,000〜11,500円 |
| ご飯がべちゃつく | 11,500円程度 |
| フタが開かない | 5,500〜39,500円 |
| リチウム電池切れ | 5,500〜8,500円 |
| エラー表示 E01 | 11,000〜39,000円 |
| エラー表示 E02 | 6,500〜14,500円 |
| エラー表示 E17 | 4,000〜39,500円 |
| エラー表示 H17 | 4,000〜39,500円 |
| エラー表示 E24 / H24 | 4,000〜11,500円 |
「ご飯がべちゃつく」だけは、幅ではなく11,500円程度と書かれています。ほかの症状は、下限と上限の差が大きく、特に「フタが開かない」「エラー表示 E17」は4,000円台から39,000円台まで開いています。
IH炊飯ジャー(非圧力)の料金
| 症状 | 修理料金の目安(税込) |
|---|---|
| 電源が入らない | 8,500〜27,500円 |
| ご飯がにおう | 4,000〜11,500円 |
| ご飯がべちゃつく | 4,000〜10,500円 |
| フタが開かない | 4,000〜11,500円 |
| リチウム電池切れ | 5,500〜8,500円 |
| エラー表示 E01 | 4,000〜27,500円 |
| エラー表示 E06 | 8,500〜27,500円 |
同じ「電源が入らない」で比べると、圧力IHは12,000〜39,000円、非圧力のIHは8,500〜27,500円です。圧力をかける機構や制御が加わる分、上限が高くなっていると読めますが、表にその理由は書かれていません。
マイコン炊飯ジャーの料金
| 症状 | 修理料金の目安(税込) |
|---|---|
| 通電しない | 4,000〜14,500円 |
| 通電するがキー操作を受付けない | 6,500〜14,500円 |
| リチウム電池切れ | 6,500〜11,500円 |
| エラー表示 E01 / E02 / H01 / H02 | それぞれ4,000〜14,500円 |
マイコン式は、全体に上限が14,500円までに収まっています。ただし、金額の幅の上限を払うかどうかは、同じ容量のマイコン式の現在の販売価格を見て比べる必要があります。
表を読むときの3つの注意
1. 幅の中のどこになるかは、見積りまで分からない
表の金額はあくまで目安です。圧力IHの電源が入らない場合の12,000〜39,000円は、原因の部品によってこの範囲のどこかになる、という意味です。象印の親ページには、見積りの後にキャンセルした場合は、返送料または引取り手数料と見積り料金を負担する旨の案内があるため(公式ページで確認)、見積りだけで終わっても費用がかかる可能性があります。
2. 保証期間内なら、表の金額ではなく無料修理の対象になる場合がある
表は保証期間外を前提に見るものと考えられますが、象印の料金表のページに明示はありません。保証については、象印のアフターサービスのページに、保証書を提示すると無料修理になること、使い方の誤りや落下などは保証期間内でも有料になることが書かれています。購入日と保証書の記入内容を先に確認してください。
3. 修理後の再発は3か月以内なら無料
象印のアフターサービスのページには、修理完了日から3か月以内に、同一症状かつ同一箇所(同一部品)が再発した場合は無料と書かれています。修理が終わったら、完了日を控えておくと安心です。
修理を申し込む前に準備しておくこと
見積りを依頼するとき、象印に伝えることになるのは主に次の情報です。事前に手元にそろえておくと、やり取りが短く済みます。
- 製品の型番(本体に貼られた銘板のシールや、取扱説明書、保証書に書かれています)
- 購入日と、保証書の有無
- 症状(電源が入らない、エラー表示が出る、ご飯がにおうなど)。エラー表示が出ているなら、その表示の文字
- 販売店の延長保証に入っているかどうか
表の「エラー表示」の項目はE01、E02、H17などの文字ごとに金額が分かれています。画面に表示された文字を正確に控えておくと、表のどの行に当たるかを確かめやすくなります。表示の意味や、まず自分でできる確認は取扱説明書やメーカーのよくある質問に載っているので、修理を申し込む前に一度読んでおくのがよいでしょう。
補修用性能部品と買い替えの目安
象印の公式ページでは、炊飯ジャーの補修用性能部品の保有期間は6年で、起算点は製造を打ち切ったときです。象印の公式コラム(暮らしのかくし味)でも、購入から6年以上経過している場合は、保有期間を超えている可能性があるため買い替えを検討してもよいとされています。6年を過ぎたからといって直ちに修理不可になるわけではありませんが、修理を依頼する前に型番を伝えて、部品があるかを確認するのが確実です。
修理料金の幅の上限が新品の購入価格に近づく場合や、部品保有期間が終わっている場合は、買い替えを選ぶほうが合理的な場合があります。比較の手順は別記事「炊飯器 修理か買い替えか」にまとめています。
買い替えの候補
買い替えの候補として、メーカーが製品ページで仕様を公開している象印の機種を挙げます。価格や在庫は変わるため、販売ページで確認してください。容量(合数)を先に決めると候補を絞りやすくなります。
まとめ
象印の修理料金表は、機種の区分と症状の組み合わせで金額の幅を示しています。同じ症状でも圧力IH・IH・マイコンで金額が変わり、幅の上限は見積りを取るまで確定しません。保証書の記入、延長保証の窓口、部品保有期間を先に確認したうえで、見積りの結果と買い替え候補の価格を並べて決めてください。他社の機種に象印の金額を当てはめることはできません。
よくある質問
象印の炊飯器の修理料金は、いくらくらいですか?
象印の公式表では、症状と機種の区分で金額の幅が変わります。たとえば圧力IHの電源が入らない場合は12,000〜39,000円、ご飯がにおう場合は4,000〜11,500円です(税込、修理品の引取り料金含む)。
表の金額は確定料金ですか?
いいえ。表は目安で、幅があります。実際の金額は見積りで確定します。
保証書がないと無料修理になりませんか?
象印の公式ページには、保証書の提示がない場合や、お客様名・購入日・販売店名の記入がない場合は、保証期間内でも有料になると書かれています。
販売店の延長保証に入っています。どこに連絡しますか?
象印の料金表のページにも、延長(長期)保証に加入している場合はお買い上げの販売店に相談するよう案内があります。象印に直接修理を依頼すると延長保証が適用されない旨も、公式ページにあります。
出典・確認先
記載内容は最終更新日時点で各出典を確認したものです。最新の情報は各メーカー・機関の公式ページでご確認ください。