宿曜占星術
宿曜占星術の27宿とは|本命宿と相性の読み方
宿曜占星術は、インドの天文学が仏教とともに中国を経て日本に伝わった占術です。空海が唐から持ち帰った『宿曜経』が原典とされ、平安時代の貴族社会で盛んに用いられました。月の運行を基準にした27の宿で運勢を読みます。
27宿という区分
宿曜占星術では、月が地球を一周する約27.3日にちなみ、天球を27に分けた「宿」を用います。昴宿・畢宿・觜宿・参宿・井宿・鬼宿・柳宿・星宿・張宿・翼宿・軫宿・角宿・亢宿・氐宿・房宿・心宿・尾宿・箕宿・斗宿・女宿・虚宿・危宿・室宿・壁宿・奎宿・婁宿・胃宿の27です。
生まれた日に月がどの宿にあったかで決まる宿を「本命宿」と呼びます。本命宿はその人の基本的な気質を表します。たとえば鬼宿は27宿のなかで最上とされ、徳が高く守られる運を持つと言われます。昴宿は潔癖なほどの正義感、心宿は情熱的で決断が早い性質を示します。
本命宿と今日の宿の関係が吉凶を決める
宿曜占星術のおもしろさは、日々の吉凶が「本命宿と今日の宿の距離」だけで決まる点にあります。同じ日でも、人によって吉凶が正反対になります。
距離ゼロ、つまり自分の本命宿が巡ってくる日は「命」で、自分自身と向き合い、原点に戻ると答えが出る日です。そこから「栄・親・友・壊・成・危・安・業・胎」という9つの関係が繰り返されます。
「栄」は最も栄える日で、評価・収入・成果が集まります。「親」は人間関係が深まり支援が得られる日、「友」は協働が成果につながる日です。対して「壊」は破壊の日で、新規の決断や大きな買い物を避けるべきとされます。「危」は移動や言葉遣い、体調に注意を払う日です。
予定の重さを調整する使い方
宿曜占星術の実践的な使い方は、「その日にどれくらい重い予定を入れるか」を調整することです。栄・親・友・成・安の日には重要な商談や告白を寄せ、壊・危・業の日にはできるだけ日程を動かす、という運用になります。
平安時代の貴族が日記に宿を書き留めていたのも、こうした日程調整のためだったと考えられています。現代でも、カレンダーアプリと組み合わせて使うと実用性が高い占術です。
当サイトでの計算方法
生年月日を旧暦に変換したうえで、(旧暦月×30+旧暦日)を27で割った余りから本命宿を判定しています。旧暦1月1日を昴宿の基準としています。
本日の宿も同じ方式で求め、本命宿からの距離で関係名を判定します。距離0を「命」とし、以降は9つの関係を循環させています。ラッキーカラー・アイテム・方位は、いずれも本命宿の対応表から決定しています。
※本記事は占術の考え方を紹介するものであり、その内容について科学的根拠を保証するものではありません。 鑑定結果はエンターテインメントとしてお楽しみください。