生活サービス

ウォーターサーバーの電気代は月いくら?各社の目安と節約方法

//運営: 生活費ラボ編集部

i 本ページはプロモーション(広告)を含みます。紹介する商品・サービスの契約が成立した場合、当サイトが提携先企業から成果報酬を受け取ることがあります。表示している情報は正確性に努めていますが、最新の条件は必ず提供元の公式サイトでご確認ください。

30秒で判断

  • 誰が:ウォーターサーバーの電気代が気になる人。温水・冷水を保温・保冷し続けるため使わない時間も電気を使う
  • いつ・どこで:電気代は機種とエコモードの有無で変わる。電気代だけでなく月の総額(水代+レンタル料+電気代)で比べる
  • いくら・どれを:節約は4つ:エコモードを使う/直射日光と熱源から離す/電源を切らない(再加熱のほうが電気を使う)/省エネ機種を選ぶ

ウォーターサーバーのコストというと水代とレンタル料に目が行きますが、実際にはもうひとつ、毎月かかり続ける費用があります。電気代です。24時間つけっぱなしで温水と冷水を保つ機械なので、当然ながら電気を使います。金額は月数百円程度ですが、年間にすると数千円、契約が2〜3年続けば1万円を超える固定費になります。ここでは各社が公式に示している目安と、その数字の読み方を整理します。

各社が公式に示している電気代の目安

まずは実際の金額です。以下は各社(またはその運営会社)が公式サイトで示している数値です。機種によって差があり、同じ機種でもエコモードを使うかどうかで変わります。

各社が公式に示す電気代の目安
プレミアムウォーター
スリムサーバー4(ロングタイプ)
通常 約630円/月1日約21円。27円/kWh、温水・冷水各600mL/日で試算
プレミアムウォーター
同機種のエコモード使用時
約520円/月1日約17円。同社はエコモードで1日17円程度に抑えられる機種を2種類用意と案内
コスモウォーター
SmartプラスNext
474円〜運営会社コスモライフのページに記載。ECO機能あり

おおまかには月500〜700円前後が目安になります。エコモードを備えた機種を選び、実際に使うかどうかで100円前後の差が出る、という捉え方が実態に近いところです。

表示された金額をそのまま比較してはいけない

ここが多くの比較記事で見落とされている点です。各社が示す電気代は、前提となる条件がそろっていません。たとえばプレミアムウォーターは27円/kWhで温水・冷水を各600mL/日使った場合という条件を明記しています。一方、コスモウォーターの運営会社のページでは、算出基準としてJDSA基準またはメーカー公式発表を用い、計算例では31円/kWhを参考値として示しています。

単価が27円と31円では、同じ消費電力でも表示される金額が変わります。使用量の前提も違えば、なおさらです。つまり「A社は630円、B社は474円だからB社のほうが安い」とは言い切れないということです。比べるなら、金額そのものより「エコモードの有無」「消費電力(W)」といった条件のそろった項目を見るほうが確実です。

電気代を下げる4つの方法

機種を変えなくても下げられる余地があります。プレミアムウォーターが公式に挙げている方法は次の4つです。どれも今日から実行できます。

  1. エコモード搭載機種を選ぶ ― 自動で温水ヒーターをオフにする機能。これが最も効果が大きい
  2. 設置場所に注意する ― 壁から15cm以上離し、直射日光を避ける。放熱を妨げない場所に置く
  3. 電源プラグを抜かない ― 頻繁な再加熱・再冷却を避ける。抜くとかえって電力を使う
  4. 定期的に掃除する ― 背面のホコリを月1回程度除去する

特に3つ目は誤解されやすいところです。「使わない時間は電源を抜けば節約になる」と考えがちですが、再び入れたときにタンク全体を加熱・冷却し直すため、逆に電力を使ってしまうことがあります。

電気代込みで比べ直すなら

電気代は機種によって差が出る費用です。エコ機能の有無と月額料金をあわせて確認しておくと、契約後に「思ったより高い」となりにくくなります。

電気代の計算式と、自分の使い方での目安

電気代は「消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量単価(円/kWh)」で決まります。ウォーターサーバーは温水ヒーターと冷水用のコンプレッサー(または電子冷却)が断続的に動くため、カタログの定格消費電力(例: 温水350W・冷水80W)がずっと使われるわけではありません。実際の月の消費電力量は、機種と使い方によって10〜30kWh前後が一つの目安で、電力量単価を31円/kWhとすると月310〜930円程度になります。

使い方月の消費電力量の目安月の電気代の目安(31円/kWh)
エコモード常用・1日数回の使用10〜15kWh約310〜470円
エコモードなし・標準的な使用15〜25kWh約470〜780円
温水を頻繁に使う・室温が高い場所に設置25〜35kWh約780〜1,090円

数字は一般的な範囲の目安で、電力量単価は契約プランや燃料費調整額で変わります。自分の単価は検針票の「電力量料金」÷「使用量」で出せます。

エコモードの仕組みを知っておく

エコモードは、機種によって仕組みが異なります。主なものは次の3つです。

  • 温水ヒーターの停止・温度を下げる: 夜間など使わない時間帯に温水の保温温度を下げる。再加熱に時間がかかるため、朝一番の温水が少しぬるいことがある
  • 光センサーによる自動切り替え: 部屋が暗くなると自動で省エネ運転に入る。設置場所が明るいと作動しにくい
  • スリープタイマー: 設定した時間帯に省エネ運転に入る。生活リズムが一定の家庭に向く

「エコモードで電気代が半分近くになる」と案内する会社もありますが、これは測定条件付きの数字です。実際の効果は、温水をどの時間帯にどれだけ使うかで変わります。夜間に温水を使わない家庭ほど効果が出ます。

設置場所で電気代が変わる

冷水を保冷する機構は、周囲の温度が高いほど働く時間が長くなります。直射日光の当たる窓際、コンロや冷蔵庫の放熱口の横、夏に室温が上がる部屋は、同じ機種でも電気代が上がります。背面と側面に放熱のための隙間(5〜10cm)を空け、風通しのある場所に置くだけで、消費電力を抑えられます。冷蔵庫と同じ考え方です。

電気代込みの総額で考える

ウォーターサーバーの月額を判断するときは、水代・レンタル料・電気代の3つを足して見る必要があります。仮に電気代が月600円だとすると、年間で7,200円、2年契約なら約14,400円です。水代の単価が少し安くても、電気代の差で逆転することがあるのはこのためです。

毎月かかる費用の内訳(再確認)
水代使用量に比例最低購入本数(ノルマ)があると使わなくても発生する
サーバーレンタル料無料〜有料サービスによって異なる
電気代月500〜700円前後機種とエコモードの使用有無で変わる

コスト構造そのものの比較のしかたは「ウォーターサーバーの選び方」で整理しています。ノルマ分の水が使い切れていない場合は、電気代よりそちらのほうが金額のインパクトが大きいことが多いため、「ウォーターサーバーの水が飲みきれない|解約する前に試せる4つの手」もあわせて確認してみてください。

そもそも電気代が気になるなら

ウォーターサーバーの電気代は月数百円です。もし家計全体で電気代を下げたいのであれば、サーバー側の節約よりも電気の契約そのものを見直すほうが金額の効果は大きくなります。契約プランや電力会社を変えるだけで、使い方を変えずに単価を下げられる場合があります。

よくある疑問

ウォーターサーバーの電気代は月いくらですか

機種によって幅があります。プレミアムウォーターはスリムサーバー4(ロングタイプ)について、通常使用時で月約630円、エコモード使用時で月約520円という目安を示しています。コスモウォーターの運営会社は、SmartプラスNextの電気代を474円からと案内しています。いずれも各社が定める条件での試算値です。

使わないときは電源を抜いたほうが節約になりますか

逆効果になることがあります。電源を抜くとタンク内の水温が戻ってしまい、再び電源を入れたときに加熱と冷却をやり直すため、かえって電力を使う場合があります。プレミアムウォーターも電気代を安くする方法として「電源プラグを抜かない」ことを挙げています。

設置場所で電気代は変わりますか

変わります。プレミアムウォーターは設置場所の注意点として、壁から15cm以上離すことと直射日光を避けることを挙げています。放熱がうまくいかない場所や室温が高い場所では、冷却のために余計な電力を使うことになります。

各社が出している電気代の目安はそのまま比較できますか

そのまま並べて比べることはできません。電気の単価や使用量の前提が会社ごとに違うためです。たとえばプレミアムウォーターは27円/kWhで温水・冷水各600mL/日という条件を示しており、コスモウォーターの運営会社は31円/kWhを参考値として計算例に用いています。条件を揃えずに金額だけを比べると判断を誤ります。

電源をこまめに切ったほうが節約になりますか

多くの機種では、電源を切って冷めた水を再加熱・再冷却するほうが電気を使います。また、電源を切ると内部の衛生機能(自動クリーン・循環)も止まり、衛生面のリスクが上がります。長期不在以外は電源を入れたままにし、節電はエコモードで行ってください。

古い機種から新しい機種に替えると電気代は下がりますか

省エネ性能は年々改善されており、同じ会社でも新機種のほうが公式の目安が低いことが多くあります。機種変更に費用がかかる場合は、電気代の差額で何か月で回収できるかを計算してから判断してください。

電気代は誰が払いますか

サーバーの電気代は、水代やレンタル料と違って利用者の電気料金に含まれるため、ウォーターサーバー会社からの請求には出てきません。総額を把握するときに忘れやすい項目です。

電気代チェックリスト

  • 使っている機種にエコモードがあるか確認した
  • 壁から15cm以上離し、直射日光の当たらない場所に置いている
  • 使わない時間帯も電源プラグは抜いていない
  • 背面のホコリを月1回程度掃除している
  • 水代・レンタル料・電気代の合計で月額を把握している

冷水だけ・温水だけの機種は電気代が安いですか

温水機能のない常温・冷水専用の機種は、ヒーターを使わない分だけ電気代が下がります。温水を使わない人には選択肢になりますが、機種の数は限られます。

夏と冬で電気代は変わりますか

室温が高い夏は冷水の保冷に、水温が低い冬は温水の加熱にそれぞれ電気を使うため、季節で多少変動します。設置場所の温度が安定しているほど、季節差は小さくなります。

電気代を測る方法はありますか

コンセントとサーバーの間に挟む「ワットチェッカー」を使うと、実際の消費電力量(kWh)を測れます。数千円で購入でき、1週間測って7で割り30をかければ月の目安が出ます。公式の目安と大きく違う場合は、設置場所やエコモードの設定を見直してください。

まとめ

ウォーターサーバーの電気代は月500〜700円前後が目安で、エコモードの有無と設置場所で100円程度は変わります。ただし各社が示す金額は算出条件がそろっていないため、金額だけを横に並べて比べるのは適切ではありません。比べるならエコ機能の有無を見て、あとは設置場所と掃除で下げるのが現実的です。そして家計全体で電気代を下げたいなら、サーバーより電気の契約そのものを見直すほうが効果は大きくなります。詳しくは「電気・ガスの乗り換えで固定費を下げる」で比較すべき4つのポイントを整理しています。ウォーターサーバー自体をやめるか迷っている場合は「ウォーターサーバーをやめたい人のための完全ガイド|費用と手順」をご覧ください。水道直結型と宅配型どちらを選ぶか迷っている場合は「ウォーターサーバーは水道直結型と宅配型どっちがいい?工事・料金・断水時で比較」、赤ちゃんのミルク用に契約中で電気代を含めた継続コストが気になる場合は「赤ちゃんのミルク用ウォーターサーバー、いつまで使う?卒業の目安と選択肢」もあわせてご覧ください。