暦の使い方

財布を新調する日は暦でどう選ぶ?寅の日・一粒万倍日・天赦日の調べ方

公開日  文:今日の総合鑑定 編集部

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財布を買い替えるとき、「せっかくなら縁起のよい日に」と考える人は多く、毎年のように「寅の日」「一粒万倍日」「天赦日」といった言葉が話題になります。ただ、これらの言葉がそもそも何を意味しているのか、どこで調べればよいのかは、意外と知られていません。この記事では、財布の購入日・使い始めの日を暦で選ぶときの考え方と、自分で調べる手順、購入前に確認したい点を整理します。なお、暦の吉凶は伝統的な目安であり、金運などの効果を保証するものではありません。

財布の日取りでよく使われる暦注

暦には、日ごとの吉凶を表す「暦注(れきちゅう)」が書かれています。財布の買い替えでよく名前が挙がるものを、意味の出どころとあわせて整理しました。

暦注どんな日か巡ってくる頻度
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)ひと粒のもみが万倍にも実る、というめでたい日。万事を始めるのによい日とされる一方、増える意味から借金・借り物は凶とされる月に数回
天赦日(てんしゃにち)天が万物を許す日とされ、万事に吉とされる。季節ごとに決まった干支の日にあたる年に数回
寅の日(とらのひ)十二支が寅にあたる日。「虎は千里行って千里帰る」という言い伝えから、出ていったお金が戻ってくる日として財布の新調に選ばれることがある12日に1回
巳の日(みのひ)十二支が巳にあたる日。巳(へび)を弁財天の使いとする信仰から、金運や財布に結びつけて語られることがある12日に1回
大安(たいあん)六曜のひとつで、何事にも吉とされる日おおむね6日に1回

一粒万倍日と天赦日の意味は、国立国会図書館の電子展示「日本の暦」の選日の解説と下段の解説に記載があります。一方、寅の日・巳の日を財布と結びつける考え方は、民間の言い伝えとして広まったもので、暦注そのものの定義ではありません。

天赦日は季節ごとに決まった干支の日

天赦日は、季節(節気で区切った四季)ごとに決まった干支の日に当たります。国立国会図書館「日本の暦」によると、次のとおりです。

季節天赦日にあたる干支
春(立春〜立夏)戊寅(つちのえとら)の日
夏(立夏〜立秋)甲午(きのえうま)の日
秋(立秋〜立冬)戊申(つちのえさる)の日
冬(立冬〜立春)甲子(きのえね)の日

干支は60日で一巡するため、それぞれの季節の中に該当する日は1回か2回しかありません。年に数回しか巡ってこないことから、天赦日に一粒万倍日や寅の日が重なる日は、毎年のように話題になります。ここで、春の天赦日が「戊寅」、つまり寅の日でもあることに気づくと、暦の仕組みが少し身近に感じられるかもしれません。

「買う日」と「使い始める日」は分けて考えてよい

吉日に財布を新調したいと思っても、仕事や予定の都合でその日に買いに行けないことはよくあります。そうした場合は、「買う日」と「使い始める日」を分けて考える方法がよく紹介されています。

  • 買う日:都合のよい日に購入する(通販なら届く日を調整する)
  • 使い始める日:暦で選んだ日に、古い財布から中身を移して使い始める

通販で購入する場合は、注文から到着までの日数を見込んで、使い始めたい日の数日前に届くように注文すると慌てずに済みます。とくに年に数回の天赦日などに合わせたい場合は、早めに日付を確認しておきましょう。

なお、一粒万倍日は「増える」意味から借金や借り物は凶とされています。財布を新調する日に高額のローンを組む、といった組み合わせは、暦の考え方の上でも避けたほうが無難です。

自分で吉日を調べる手順

吉日の一覧はWebでもたくさん紹介されていますが、サイトによって掲載している暦注や計算の基準が異なることがあります。確実に確認したいときは、手元の暦で調べるのがおすすめです。手順は次のとおりです。

  • 財布を使い始めたい期間(例:来月中)を決める
  • 暦の月ごとのページで、その期間の六曜・十二支・選日の欄を確認する
  • 候補の日に印をつけ、自分の予定と照らし合わせる
  • 九星別の運勢を見る場合は、自分の本命星の欄も確認する

家庭用の暦の代表的なものに、高島易断の暦があります。令和九年版の『高島易断本暦』は、楽天ブックスに掲載されている目次によると「吉日を選ぶ方法」「事柄別の良い日取り」「特殊日吉凶の説明」などの項目を収録していて、2027年1月から2028年3月までの日取りを1冊で調べられます。シリーズの違いは高島易断の本暦・開運本暦・運勢本暦の違いで比べています。令和九年 高島易断本暦(楽天ブックス)【PR】

六曜と組み合わせるときの考え方

財布の日取りでは、一粒万倍日や寅の日に加えて、大安・友引などの六曜を気にする人もいます。国立国会図書館「日本の暦」に掲載されている一般的な解釈は次のとおりです。

六曜一般的な解釈財布の日取りでの扱われ方の例
大安万事大吉迷ったときの第一候補にされやすい
友引祝い事はよいが凶事を忌む。正午は凶午前や夕方に使い始める人もいる
先勝急ぐことは吉。午前は吉、午後は凶午前中に中身を移すとよいとされることがある
先負控えめに平静を保つ日。午後は吉午後に使い始める人もいる
赤口凶日。正午は吉避ける人が多い
仏滅万事凶避ける人が多い

一粒万倍日と仏滅が重なるように、吉とされる暦注と凶とされる暦注が同じ日に重なることもあります。その場合にどちらを重く見るかは人や流派によって考え方が分かれ、決まった答えはありません。条件を増やしすぎると候補の日がほとんど残らなくなるので、「一粒万倍日か寅の日で、仏滅でない日」のように、自分なりの基準を2つ程度に絞っておくと選びやすくなります。

寅の日・巳の日を自分で数える方法

寅の日や巳の日は、日にちに割り当てられた十二支(日の干支)で決まります。十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の順に毎日ひとつずつ進み、12日で一巡します。つまり、ある日が寅の日だと分かれば、その12日後、24日後も寅の日です。巳の日は、寅の日の3日後にあたります。

十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と組み合わせた干支は60日で一巡し、天赦日のように「戊寅の日」と干支で指定される暦注は、60日に1回しか巡ってきません。日の干支は暦の各日付の欄に書かれているので、手元の暦を見れば数えなくても確認できます。干支の仕組みは、国立国会図書館「日本の暦」の六十干支の解説にもまとめられています。

四柱推命でも、生まれた日の干支(日柱)は大切な要素として使われます。干支と五行の関係に興味がある方は、当サイトの四柱推命の解説もあわせてどうぞ。

「春財布」「秋財布」という言い方について

財布の買い替え時期として、「春財布」「秋財布」という言葉もよく使われます。春財布は「張る財布」に通じることから縁起がよいとされ、秋財布は「実りの秋」に結びつけて語られることがあります。どちらも語呂合わせや季節のイメージから生まれた言い回しで、暦注のように暦に書かれているものではありません。

季節の言い回しにこだわるよりも、今の財布の傷み具合や、使い勝手に不満が出てきたタイミングで買い替えを考え、そのうえで暦で使い始めの日を選ぶ、という順番のほうが現実的です。

財布を選ぶときに確認したい実用面のポイント

縁起のよい日を選ぶことと同じくらい大切なのが、毎日使う道具としての使いやすさです。購入前に次の点を確認しておきましょう。

確認する点見るポイント
形長財布・二つ折り・三つ折り・小銭入れ一体型など、持ち歩くかばんの大きさに合うか
カード収納普段持ち歩くカードの枚数が収まるか
小銭入れ開口部の広さ、キャッシュレス中心なら小さめでも足りるか
素材と手入れ革・合成皮革・布など。革は手入れの方法も確認する
購入後の対応返品・交換の条件、修理の受付、ギフト包装の有無

とくに通販では、実物の大きさや色味が写真と違って見えることがあります。サイズの数字と、返品・交換の条件は必ず確認してから注文しましょう。

「開運」をうたう財布専門店という選択肢

暦の吉日に合わせて財布を選びたい人向けに、「開運」をコンセプトにした財布の専門店もあります。そのひとつが、「あなたを幸せにする開運の財布」を掲げる財布屋です。商品名やコンセプトに使われている「開運」は広告主の表記で、財布を持つことで運気が変わることを当サイトが保証するものではありません。

公式サイトで確認できた内容(2026年10月時点)は次のとおりです。

  • 掲載商品の価格帯は550円〜22,000円で、最上位の「極上モデル」が22,000円
  • サイト内に寅の日・天赦日などの開運日カレンダーを掲載
  • フリーダイヤルでの問い合わせ窓口あり

素材や製造地、返品の条件などは、この記事では確認できた範囲に限って紹介しているため掲載していません。購入前に公式サイトの商品ページと特定商取引法に基づく表記で確認してください。

古い財布の扱いと、使い始めの準備

新しい財布を使い始めるときは、古い財布の中身を整理するよい機会でもあります。期限の切れたポイントカードや、不要になったレシートを処分し、必要なものだけを新しい財布に移しましょう。

  • カード類は、本当に持ち歩く必要があるものだけに絞る
  • レシートは財布に入れっぱなしにせず、家計簿や保管場所に移す
  • 古い財布は、感謝の気持ちを込めて処分する、あるいは神社の古札納所での受け入れ可否を確認するなど、自分が納得できる方法を選ぶ

中身を整えることは、縁起とは別に、毎日の支払いをスムーズにし、お金の使い方を見直すきっかけにもなります。当サイトの今日の総合鑑定で、使い始めたい日の運勢をあわせて確認してみるのもよいでしょう。九星気学の考え方は九星気学の解説、宿曜占星術による日々の吉凶は宿曜占星術の解説にまとめています。

日取りと購入の細かな疑問

財布を贈り物にする場合も、日取りを気にしたほうがよいですか

贈る側が気にするかどうかで決めて構いません。相手が暦を大切にしている人なら、渡す日を大安や一粒万倍日に合わせる、あるいは「使い始めの日はご自身の好きな日に」と一言添えるなど、相手の考え方に合わせた気配りができます。

ネットで見た吉日の一覧と、暦の記載が違うのはなぜですか

一粒万倍日の選び方には2通りの選日法があり、現在は両者を併用していると国立国会図書館「日本の暦」でも説明されています。また、節気の区切りを日付で処理するかどうかなど、計算の扱いがサイトによって異なることがあります。迷ったときは、一つの暦を基準に決めておくと混乱しません。

財布を新調する前に、どれくらい準備期間を見ておけばよいですか

店頭で買う場合は当日でも問題ありませんが、通販で取り寄せる場合は、注文から到着までの日数と、届いた財布のサイズや色を確かめる時間を見込んでおくと安心です。使い始めたい日の1〜2週間前に候補を絞り込み、数日前までに手元に届くよう注文する、という段取りにしておくと、届いた商品が合わなかったときの交換手続きにも余裕が持てます。

よくある質問

財布は買う日と使い始める日、どちらを吉日にすればよいですか

どちらか一方を吉日にする考え方が一般的で、両方そろえなければならない決まりはありません。都合のよい日に購入し、暦で選んだ日に使い始める方法なら、予定に合わせやすくなります。

一粒万倍日に避けたほうがよいことはありますか

国立国会図書館「日本の暦」の解説では、一粒万倍日は増える意味があるため、借金や借り物は凶とされています。財布の新調そのものは「始める」ことにあたり、よい日とされています。

天赦日は年に何回ありますか

季節ごとに決まった干支の日に当たり、干支は60日で一巡するため、年に5〜7回程度です。正確な日付は、その年の暦で確認してください。

吉日に買えなかったら意味がありませんか

そんなことはありません。暦の吉凶は伝統的な目安で、守らなければならない決まりではありません。使いやすい財布を選び、気持ちよく使い始められる日を自分で決めることのほうが大切です。

開運の財布を持つと金運は上がりますか

特定の財布によって金運が上がることを示す根拠はなく、当サイトも保証しません。「開運」は商品のコンセプトとして掲げられている表記です。デザインや使い勝手が気に入るかどうかで選んでください。

※本記事は占いや暦の考え方、商品・サービスの選び方を紹介するものであり、占いの結果や開運などの効果を保証するものではありません。 鑑定結果はエンターテインメントとしてお楽しみください。

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