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除湿機の運転音を方式別に比較|公式仕様のdBと賃貸で確認したい点

最終更新 2026-11-03・運営 フォローズ・PR 本ページは楽天アフィリエイトのリンクを含みます

30秒で判断

賃貸で除湿機を選ぶときは、運転音(dB)の数値と、その測定条件を確認します。ここでは、コロナ、三菱電機、パナソニック、シャープの公式ページに載っている運転音を、除湿の方式ごとに表に並べました。賃貸で気をつける点は、環境省・東京都・国土交通省の公的な資料に書かれている範囲だけを紹介します。「何dB以下なら苦情にならない」といった基準は、今回確認した資料に書かれていないため、この記事でも示しません。

除湿機の運転音(dB)は、方式でどのくらい違いますか?

確認できた範囲では、方式よりも、機種と運転モードで数値が大きく違いました。次の表は、各メーカーの公式ページの運転音を記載のまま並べたものです(確認日2026-11-03)。方式は各ページの表記に合わせ、ページに方式の記載がない機種は「記載なし」としています。

機種(ページの方式表記)運転運転音(50Hz/60Hz)測定条件の注記
コロナ CD-H1026(コンプレッサー式(ヒーター併用))除湿 強/除湿 弱/衣類乾燥 標準39/36/41dB(どちらの周波数も同じ)本体前方1mで測定
コロナ BD-H1826(コンプレッサー式(ヒーター併用))除湿 強/除湿 弱/衣類乾燥 標準47/39/50dB(どちらの周波数も同じ)本体前方1mで測定
三菱電機 MJ-P180YX(コンプレッサー式)除湿 強/弱/冬モード46/38/48dB本体前方1mで測定(50Hz/60Hzの区別の表示なし)
三菱電機 MJ-P180YX(コンプレッサー式)衣類乾燥 標準/夜干し47/38dB同上
三菱電機 MJ-M120ZX(コンプレッサー式)除湿 強/弱、衣類乾燥 標準47/39dB、49dB本体前方1mで測定
パナソニック F-YHX200B(ハイブリッド方式)除湿 まるごと強/自動/弱49/44/39dB(どちらの周波数も同じ)運転音の注記は見当たらない
パナソニック F-YHX200B(ハイブリッド方式)衣類乾燥 標準/音ひかえめ49/44dB(どちらの周波数も同じ)同上
パナソニック F-YZVX60(デシカント方式(ゼオライト方式))除湿 おまかせ39dB(50Hz)/38dB(60Hz)運転音の注記は見当たらない
パナソニック F-YZVX60(デシカント方式(ゼオライト方式))衣類乾燥 仕上げ・速乾/音ひかえめ48dB(どちらも同じ)/39dB(50Hz)・38dB(60Hz)同上
シャープ CV-UH160(ニュースリリースの表記は「オールシーズン・ハイブリッド方式」)衣類乾燥 速乾/夜干し43/38dB本体前方1mで測定
シャープ CV-P180(仕様ページに方式の記載なし)除湿 強/弱、衣類乾燥 強/弱強43dB(50Hz)・41dB(60Hz)、弱39/36dB。衣類乾燥は強52dB、弱39/37dB本体前方1mで測定

この表で読めるのは、除湿の「弱」系のモードが36〜39dB、「強」系のモードが41〜49dBに分布していることです(シャープCV-P180の除湿強は60Hzで41dB、パナソニックF-YHX200Bの除湿自動は44dBなど中間の運転もあります)。たとえば、同じコンプレッサー式でも、コロナCD-H1026の除湿強は39dB、三菱電機MJ-M120ZXの除湿強は47dBと、機種で違います。方式ごとの優劣は、この表だけでは言い切れません。デシカント式はパナソニックF-YZVX60の1機種、ハイブリッド式はパナソニックF-YHX200BとシャープCV-UH160の2機種しか開いておらず、除湿運転のdBがそろっていない機種もあるためです。

方式による運転音の傾向は、公式に説明されていますか?

シャープの公式通販サイトのコラム「除湿機の種類を徹底解説」(2026年7月21日・確認日2026-11-03)に、方式ごとの傾向を示す比較表があります。動作音の傾向は、コンプレッサー式が「やや大きめ」、デシカント式が「静かめ」、ハイブリッド式が「静かめ」です。同コラムは、この表は方式ごとの傾向であり、実際には機種や使用環境によって差があると注記しています。コンプレッサー式の説明では、動作音は機種によって異なるため、音に敏感な方や就寝中に使いたい方は購入前に各製品のdB表記を確認すると安心、と書かれています。

上の表のとおり、今回確認したコンプレッサー式の除湿弱は38〜39dBや36dBで、デシカント式のパナソニックF-YZVX60の除湿おまかせは38〜39dBでした。傾向の説明と、個々の機種の数値は一致しない場合があるため、機種ごとのdBで比べる必要があります。

運転音のdBは、どんな条件で測った数値ですか?

三菱電機(MJ-P180YX、MJ-M120ZX)、コロナ(Hシリーズ)、シャープ(CV-P180、CV-UH160のニュースリリース)のページでは、運転音は「本体前方1mで測定」と書かれています。パナソニックのF-YHX200BとF-YZVX60の仕様ページには、運転音専用の測定条件の注記が見当たりませんでした(確認日2026-11-03)。同ページにある「吹き出し口から高さ50cmにおいて」という注記は、送風の到達距離に付いたもので、運転音の条件ではありません。

測定条件が書かれていないページの数値と、1m前方の数値を、同じ条件の数値として並べて比べることはできません。また、仕様ページの数値は、機器そのものの音です。部屋の床や壁、設置場所、隣室との距離で聞こえ方が変わる可能性がありますが、これを数値にした公式の資料は、今回の確認範囲にはありません。

三菱電機MJ-P180YXのページは、運転音に50Hz/60Hzの区別を示していません。コロナはどちらの周波数も同じ数値、パナソニックF-YZVX60の除湿おまかせは50Hzが39dB、60Hzが38dBでした。お住まいの地域の周波数に合う数値を見る点も、確認します。

運転音の目安として、家電の音は他にどのくらいですか?

東京都環境局の「生活騒音」のページ(更新2022年12月22日・確認日2026-11-03)には、家電機器の音の目安として、洗濯機が約64〜72デシベル、掃除機が約60〜76デシベル、エアコンが約41〜59デシベル、換気扇が約42〜58デシベル、温風ヒーターが約44〜56デシベルと載っています。同ページに、除湿機と加湿器の記載はありません。また、これらの測定条件は同ページから読み取れません。除湿機の仕様ページの「本体前方1m」の数値と同じ条件とは限らないため、数値を直接比べて優劣を決めることは避けてください。

賃貸で気をつけることは、公的な資料に何と書かれていますか?

環境省の生活騒音のパンフレット(確認日2026-11-03)には、次のことが書かれています。なお、同パンフレットには平成28年度の統計が載っており、資料の作成時期は新しくない可能性があります。

賃貸の契約については、国土交通省が公表している「賃貸住宅標準契約書(改訂版)」の別表第1に、禁止行為などを定めた表の一項目として「大音量でテレビ、ステレオ等の操作、ピアノ等の演奏を行うこと」が挙がっています(確認日2026-11-03)。除湿機は、この別表には書かれていません。標準契約書は、使用が法令で義務づけられているものではなく、実際の契約書や管理規約の内容は物件によって違います。お手元の契約書と管理規約に、騒音や使用時間に関する定めがあるかを確認してください。

賃貸で除湿機を選ぶとき、どう確認すれば迷いにくいですか?

次の表は、公式ページと公的資料から確認できる項目を、確認の順にまとめたものです。この表は当サイトが整理した確認手順で、公式ページに載っている表ではありません。

確認することどこで確認するか見るポイント
使うモードの運転音(dB)メーカーの仕様ページ・取扱説明書除湿の弱・音ひかえめ系と強・標準系で数値が違う。使う時間帯のモードの数値を見る
測定条件仕様ページの注記「本体前方1m」などの記載があるか。ない場合は、他社の数値と同じ条件とは限らない
周波数ごとの数値仕様ページの50Hz/60Hz欄機種によって差がある(F-YZVX60の除湿おまかせは39dB/38dB)
置き方環境省の生活騒音パンフレット洗濯機・冷蔵庫の例として、防振・消音のマットなどで音や振動を伝えにくくする置き方が案内されている
契約書・管理規約お手元の書類騒音や使用時間の定めがあるか
困ったときの相談先管理人・自治体の環境担当窓口まず当事者間または管理人、自治体の相談窓口

方式の違いそのものを知りたい場合は、「除湿機 畳数と除湿量の選び方」の記事で整理しています。電気代は「除湿機の電気代はいくら」の記事、故障したときの判断は「除湿機 修理か買い替えか」の記事を参照してください。

確認できていないこと

アイリスオーヤマの除湿機は、公式の商品ページと取扱説明書PDFを開けなかったため、この記事の表に含めていません。検索結果には、同社の旧モデルの発表資料に運転音の数値が載っていましたが、測定条件を確認できていないため使っていません。シャープCV-P180のページには除湿方式の記載がなく、方式の欄は「記載なし」としています。シャープCV-UH160は、ニュースリリースで確認した衣類乾燥の速乾・夜干しの運転音だけで、除湿運転の数値は確認していません。デシカント式はパナソニックF-YZVX60の1機種、ハイブリッド式は2機種しか開いておらず、方式全体の運転音の傾向は、この記事では示していません。

環境省の生活騒音パンフレットは、PDFのテキストを抽出して確認しており、発行年の記載を確認できていません。パンフレットに載っている苦情件数などの統計は平成28年度のものでした。国土交通省の標準契約書は、PDFから別表第1を確認しましたが、版の日付と最新の改訂状況は確認できていません。賃貸の個別の契約や、苦情への対応、管理会社との交渉に関する判断は、この記事では扱っていません。除湿機の騒音が何dBで問題になるかを示す公的な基準も、今回確認した資料には見つかりませんでした。

よくある質問

除湿機の運転音は何dBくらいですか?

今回確認した公式仕様ページでは、除湿の弱系のモードが36〜39dB、強系のモードが41〜49dBでした(パナソニックF-YHX200Bの自動のように44dBの運転もあります)(コロナ、三菱電機、パナソニック、シャープ。多くは本体前方1mで測定)。機種とモードで違うため、使うモードの数値を仕様ページで確認します。

コンプレッサー式とデシカント式では、どちらが静かですか?

今回開いた仕様ページだけでは、方式の優劣は断定できません。シャープの公式コラムは、動作音の傾向としてコンプレッサー式は「やや大きめ」、デシカント式とハイブリッド式は「静かめ」としていますが、機種や使用環境で差があると注記しています。仕様ページのdBを機種ごとに比べてください。

仕様ページの運転音は、どう測っていますか?

三菱電機、コロナ、シャープの仕様ページには「本体前方1mで測定」と書かれています。パナソニックのF-YHX200BとF-YZVX60の仕様ページには、運転音の測定条件の注記が見当たりませんでした。実際の部屋では、床や壁の材質、設置場所で聞こえ方が変わる可能性があります。

賃貸で除湿機を使うとき、騒音で何を確認すればいいですか?

環境省の生活騒音の資料では、使う時間帯に配慮すること、音がもれない工夫、音の小さい機器を選ぶことなどが案内されています。契約書や管理規約に騒音や使用時間の定めがないかは、お手元の書類で確認します。何dB以下なら問題ないという基準は、公的資料に書かれていません。

騒音について困ったとき、どこに相談できますか?

環境省の資料では、まずは当事者間または住宅の管理人に相談し、各地方公共団体に相談窓口が設けられている場合があるのでそちらにも相談するよう案内されています。地方自治体によっては騒音計の貸出を行っているところもあるとされています。

出典・確認先

記載内容は最終更新日時点で各出典を確認したものです。最新の情報は各メーカー・機関の公式ページでご確認ください。

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